働いて稼ぐのではなく、寝ている間にも稼げるようにする。
これが、お金持ちになるための鉄則です。
自分が働かなくても、お金がお金を生み、ビジネスがお金を生む。そう、寝ている間もお金が増え続ける仕組みをつくっていく。これが大切なことなのです。
自分の労力や時間は、お金を稼ぐためではなく、お金を呼び込む収入源を作ることに使うことが大事なのです。
ジェームズ・スキナー著の「寝ながら稼ぐ 121の方法」は、その具体的な「お金を呼び込み続ける収入源」のつくりかたを紹介しています
あなたも寝ながら稼げるようになるための、ポイントを要約していきたいと思います。
「寝ながら稼ぐ 121の方法」要約
収入をつくるより、収入源をつくること
時給や会社勤めであれば、あなたが働かない限り、一生お金の呪縛から逃れることはできません。
一生働き続ける必要があるのです。
一方、お金を生みだす収入源を作ると、自分が働かなくてもお金が入ってくるようになります。
そう、あなたが働かなくても、寝ている間にお金が増えていく仕組みを作っていくことが大切なのです
利息を払うより、利息をもらう
お金のために働くのではなく、お金に働いてもらうのです
銀行にお金を預けて利息をもらう(預金、定期預金、外貨預金)。国債を買い国から利息をもらう。社債を買い会社から利息をもらう。
自分のお金は、すべて利息をもらえる・お金を連れてくる場所においておく。複利の力を活用して、それをどんどん増やしていく
固定費が大きいということは、寝ながら損している
固定費があるということは、寝ている間にお金がどんどん出ていっているということだ。
粗利率が下がっても、固定費をなくした方がお得で、景気の変動や売り上げの減少があっても、固定費がなければ利益が出る構造となる
寝ながら稼ぐ第一歩は、寝ながら損することの排除だ。
固定売上を増やし、変動売上をなくす
変動売り上げは努力して毎月売り上げを獲得する必要がある。
一方、定期課金・会員制度・定期発注契約・定期発行・長期契約・リースなどの固定売上を増やすことが大事。
固定売り上げを増やせば増やすほど、寝ながら稼げるようになるのである。
一回一回の顧客を作るのではなく、長い期間にわたってお金を払い続けてくるメンバーの獲得に力を入れるべきなのである。
一回限りの支払ではなく、何回も何回も支払いを受けられるビジネスモデルや、方法を考える。
投資の絶好のタイミングについて
お金を投資することは、お金を寝ながら稼ぐ方法の一つです
それでは、いつ株等を買えばよいか。それは、周りの状況が不安定で、みんなが恐怖におびえているとき、みんなリスクばかり考えているとき、こんな時が絶好のチャンスで、投資すべきタイミングなのです。
資金が少ない時は集中投資し、お金が増えてきたら分散投資して資産を守るのです
投資をするにあたっての教訓
勝てる確率が高い投資を選ぶこと。
逃げ上手になる:自分の感情をコントロールし、負けたらやめて勝っても原本は手元においておく得するときは大きく、損は小さく。(損切りは5-10%で、得は20%以上を見込める株を買う)
そして、株価の大化けが期待できる先端技術を取り扱う会社の株の買い方だが、
先端技術については、その商品を導入するであろうお客が実際に10%ほどを購入した時点が投資のチャンス。市場浸透率が10%を超えた時点でのマーケットリーダーの株を買う。
そして市場における市場浸透率が80レベルになった時に株を売る。なぜなら、これ以上に市場浸透率の増加が見込めなくなってくるからである。
良い会社の株を買い、ダメ会社の株は空売りする
良い会社の株を買い、配当金や値上がりで利益を得る。逆に、ダメ会社の株は空売りしておき、株の値下がりで利益を得る。
こうすることで、市場全体が下がって、良い会社の株で損したとしても、ダメ会社の空売りで利益がでるのである。これで市場のリスクを小さくできる。
不動産は市場の価格以下で買うこと
家の持ち主が困っていて、早く現金が必要な場合
銀行などが差し押さえていて、一日でも早くローン以上の金額で売りさばきたい
売り手が転勤などで、すぐに売りたい
今後地下鉄ができるなどの、立地条件の改善がまだ価格におりこまれていない
場所を吟味する上で、今後の都市計画が重要になる。人が増えている場所、利用したい人が増えている場所の価格はどんどんあがっていく。
お金持ちは資産を取得し、貧乏は負債を取得する
金持ち父さん、貧乏父さんのロバートキヨサキの教えでもあります。
お金持ちは、資産=現金を生み出してくれるものを購入するのです。貧乏は、逆に自分のお金を奪っていくもの=負債を購入するのです。
それでは、資産と負債はどうやってみわけるのでしょうか?
それは、自分のためだけに保有するものは負債になる。他人のためにも保有するものは資産になるのです。家を買って、それを自分だけのために使うとそれは負債。家をみんなのために使えば資産になるのです。
まとまった金額ではなく、お金のながれが大事
まとまったお金ではなく、ずっと続くお金の流れを手に入れるのが、寝ながら稼ぐ方法です
印税生活はお金の流れにあたります。売り上げのパーセンテージをずっと受け取り続ける。
著作権:文章・歌・演劇・絵・写真・映像・デザイン・ゲーム、これらは作るだけで著作権が発生するのです。
誰かがあなたの著作権を使いたい場合、印税契約を締結しなければなりません。歌を書く人は、CDの売り上げ、ダウンロード、ラジオの放送、テレビへのライセンス、映画や広告での利用、すべてが印税の対象になります。
ブログを書き、SNSで拡散しよう
面白くて人を喜ばせるもの、とにかく人の役にたつこと。これが大事です。
見てくれる人が増えれば増えるほど、Google adsenceでの広告収入やアフィリエイトからの収入が増えていくのです
ひとつの分野で信頼されるようになれば、あなたの意見は貴重になります。あなたが有名になれば、ブログに商品を紹介するためにお金を払ってくれるようになります。推薦文、イベントでの紹介、いろんなひろがりがあります
褒めるべきもの、ひと、サービス、企業などを紹介し、みんなにとってプラスのことを紹介してみましょう。
月謝はお金の洪水
1万人の弟子から月謝をもらう。その弟子に教え、DVDを売り、本を売る。それで大きな大きなお金になります。
免許や資格も一緒。資格や免許を作る側にまわれば、毎月多くの人が試験料、免許更新料、教材などにお金を使うのです。
自分でビジネスを展開するより、フランチャイズを
あなたが会社を立ち上げ、良い製品・販売ノウハウなどが出来上がったとし、ビジネスがうまくいったとします。
二店舗を自分で立ち上げるのではなく、フランチャイズして他人に店舗をつくってもらいましょう。そう、他人に製品・販売ノウハウなどをシェアする対価として、売り上げの数%を毎月受け取るフランチャイズ契約を結ぶのです
これにより、寝ながら稼ぐビジネスモデルができあがっていきます
寝ながら稼ぐ 121の方法
本書には、上記で紹介した以外にも、具体的な寝ながら稼ぐ121の方法を記載しています。
是非あなたも読んで、実際に寝ながら稼げるようになるための、お金の流れを何個も作っていくことを実施していきましょう。
寝ながら稼ぐときの原則
具体的な寝ながら稼ぐ121の法則も大事ですが、それより大事なのは原則です。この原則を知っていれば、応用がきくようになります。以下、いくつかの大事な原則を紹介します
- 起きていて稼ぐより、寝ながら稼ぐ
- 一回の仕事をしたら、一回の支払いではなく、何回も支払いがもらえるようにしよう
- 利息を払うより、利息をもらう側になる
- 金利のついていないお金をもたない
- 小さくてもよいので、寝ながら稼ぐ道にはいっていく
- 変動売り上げを固定売り上げにしていく
- 集中投資で億万長者になり、分散投資でお金を守る
- お金持ちになったら、お金をリスクに晒さず、一晩中お金をテーブルから降ろし続ける
- 複利は世界の七不思議、長期投資でその効果を得る
- 持ち物のすべてがお金を生みだす資産になりうる、人に使わせてあげれば
- お金は価値創造の結果。とにかく人の役にたつことをする。
- 焦らずに長期の投資をする。収入の流れをいくつもつくり、経費をおさえる
あなたも、実際にいまから動きだすことで、寝ながら稼いでみましょう。