世界ナンバーワンの投資家「ウォーレンバフェット」の名言を紹介します
また、バフェットの名言から読み解く投資の世界で成功し続けるための原則にもふれていきます。
不況や世界が混乱する中でも、成功し続けてきたウォーレンバフェットの名言をしっかり学ぶことで、どうすれば成功し続けられるのか、どうすれば投資がうまくいくのかを学びましょう。
- ウォーレンバフェットの名言。成功するための法則を紹介
- 素晴らしい企業をまずまずの価格で買う
- 10年、50年たっても欲しいと思うものを作っているかが投資基準だ
- 喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのであれば、買うべきでない
- 今日や明日来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいのです
- 注ぎ込む金額が少ないことが、かえって失敗になることがあります
- 簡単なことをやりなさい
- どんな愚か者にも経営をまかせられる優れた会社の株を買いなさい
- 大きな余裕を見ることが肝要
- 時代遅れになるような原則は、原則ではありません
- リスクとは自分が何をやっているかわからない時に起こるもの
- 他人が貪欲になっているときは恐る恐る、周りが怖がっているときは貪欲に
- 辛抱強さや冷静さは、知能指数よりも重要かもしれない
- 投資は人一倍読み、考えなくてはならない
- 知性・エネルギー・そして誠実さ
- ウォーレンバフェットの名言から読み解く成功法則 まとめ
ウォーレンバフェットの名言。成功するための法則を紹介
素晴らしい企業をまずまずの価格で買う
まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買うことのほうがはるかによい。と言っています
強いブランドを持つ素晴らしい優良企業の株価が安くなった時に買う。これが鉄則で、それまでずっと待ち続けるのです
10年、50年たっても欲しいと思うものを作っているかが投資基準だ
バフェットにとっての優良企業とは、必ずしも大企業や華々しい企業とは限らない。
今だけでなく、今後も長く活躍し続けることが優良企業の条件だ。つまり、人気商品よりも定番商品を、派手なものより信頼されるものを作っている企業です。
生活になくてはならないもの、お金を出しても買いたいものを作っている企業、そしてそれが10年、50年たっても欲しいと思われるものを作っている企業が投資対象となるのです
喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのであれば、買うべきでない
10年間その株を持ち続けたいと思えないのであれば、10分間でもその株を買うべきではないと説いています。
バフェットはあくまで優良企業のみに投資し、それを長期投資で運用することを視野にしており、株価の乱高下に目もくれずに、持ち続けることが大切だと説きます。
今日や明日来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいのです
バフェットは長期投資をします。買った時の価格に対して明日明後日、来月どうなったということは気にしません。あわてて小さな利益を出そうとせずに、長期の視点で見ることが大切だと説いています。
注ぎ込む金額が少ないことが、かえって失敗になることがあります
バフェットは分散投資より、集中投資をします。なぜならバフェットは優良企業の株価がお手頃にならない限り、自信がある時にしか投資の決断をしません。
なので、優良企業を分析し続け、優良企業の株価が下がった時に、一点集中投資をするのです。
簡単なことをやりなさい
自分がよく知り、先行きも見えやすいビジネスに投資するべきだと説きます。
また、難しいビジネスより、簡単なビジネスに投資する方が、失敗しにくいと考えています
どんな愚か者にも経営をまかせられる優れた会社の株を買いなさい
優れた経営者と、優れた事業のどちらに投資するか。もちろん両方そろっている企業が一番です。
長期的には経営者も事業も変わります。そんな中で事業が優れた会社の方が大事だと考えます。
事業に優位性がなければ、優れた経営者でも成功は難しいからだ。一方、事業に優位性があれば、愚かな経営者でもある程度ビジネスは維持することができるからだ
バフェットは経営者の人物もよく見ます。企業の成功には情熱的で優れた経営者が欠かせないからです。一方、有能な騎手も駄馬に乗れば勝てない。つまり、優れた事業が第一だと言います。
大きな余裕を見ることが肝要
1億円の価値の事業を9千万円などで買っては危険だと言います。安全域を大きくもつことで、失敗するリスクが限りなく小さくなっていく。
時代遅れになるような原則は、原則ではありません
バフェットは80代になった今も、20代からの原則にずっと従っています。
みずからが定めた原則に従い続けなければ、投資でも人生でも成功し続けることはできないと説きます。
株券ではなく事業を買う。価格と価格の差をみきわめる。大きな余裕を見る。優良企業が安い時にのみ投資する。
リスクとは自分が何をやっているかわからない時に起こるもの
リスクとは外部起因ではなく、自分が何をやっているかわからない時に起こるものと説きます。
市場動向や他人の意見につられて株を売買してはいけない。株を買うときはなぜその株を今買うのかの明確な理由と説明ができる状態、失敗した場合でもそのいきさつをきちんと説明できる状態でなければならないと言います
100株でさえ、なぜあなたが今この企業に投資するのかを小論文が書けるレベルになっていないのであれば、買うべきでないと言っています
他人が貪欲になっているときは恐る恐る、周りが怖がっているときは貪欲に
賢明なる投資家は、群衆とは反対の行動をとることで勝つ。
相場が弱気で、みんなが株を売るなかで、安い価格で一気に優良企業の株を買いましていく。これが賢明なる投資家と説きます。
辛抱強さや冷静さは、知能指数よりも重要かもしれない
投資で勝つための必須能力は、1.財務会計や簿記の知識 2. ある程度の情熱 3. 辛抱強さ 4.冷静さだと言っています。中でも得に、辛抱強さと冷静さは非常に重要と説きます。
株式市場は時に集団ヒステリーを起こします。賢明なる投資家でも集団に飲まれ、売らなければとなる場合があるのです。
相場が大きく上昇すれば、売って利益を手にしたい、さらなる上昇を期待して買いましたいという衝動に駆られて、長期保有ができなくなります。
こんな中でも、辛抱強く冷静に動き、長期保有することが大事なのです
投資は人一倍読み、考えなくてはならない
バフェットは何千という数の決算書や年次報告書を読むことを習慣としている。
どんな巨額投資も、きっかけは年次報告書で、投資している企業だけではなく、関心のある企業、またそのライバル企業の年次報告書は、ずっと読み続けて追いかけるのである。
関心のある企業を追い続ける。お買い得になるまで何年だって待つ。お得になれば一気に投資に走るのだ。投資に見逃し三振はなく、ひたすら自分の得意な球がくるまで待ち続けるのだ
また、理解できない年次報告書を書く会社には投資しない。その会社が何かを隠しているか、自分の得意な分野ではないからだ
知性・エネルギー・そして誠実さ
成果をあげる知性・エネルギーは大事だ。それ以上に不安材料なしにすべてをまかせられる誠実さ、正直さが重要と説きます。
誠実さが欠けていると、知性・エネルギーは何の意味ももたなくなります
ウォーレンバフェットの名言から読み解く成功法則 まとめ
ウォーレンバフェットの名言からわかることは、
優良企業を安く買い、長期投資し、一点集中する。市況や周りの意見にまどわされずに、自分が理解できる範囲での、優良企業を探し出し、ずっとモニターしていく。
株を買う時はみんなが投げ打って優良企業の株が安価になっているときで、なぜその企業の株を買ったのか、なぜ今なのかを明確に説明できるような状態で購入し、辛抱強く冷静に長期で持つ。
これを続けることで、投資の世界で成功し続ける法則だと言えます。
以下の本に、バフェットの名言がたくさん解説されているので、投資で成功したい人には本当におすすめです