海外旅行のトラブル事例と対策を紹介します。
海外旅行はとても楽しくワクワクしますよね。
一方、残念ながら、海外旅行経験者の約45%は、何らかのトラブルに巻き込まれています。
せっかくの楽しい海外旅行が、台無しになってしまうトラブルは、できれば避けたいものです。
これまで30ヵ国以上を旅し、海外生活8年目の私が体験した色々なトラブルを元に、日本人が被害にあいやすいトラブル事例とその対策を紹介します。
海外旅行での、トラブルは事前に避けたい!
せっかくの海外旅行、安心して楽しみたい!
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病気・ケガ、賠償責任、スリなどにあった際に保険がおりるので、持っておいて損しません。
海外旅行のトラブル事例と対策 1. スリ
スリ・盗難は日本人旅行者があう可能性が最も高いトラブルです。
日本人はお金をもっており、良い人で優しく、弱いというイメージが強く、オシャレをしている。
つまり、日本人はスリ集団からすると恰好のえじきなのです。
私自身、ポルトガル リスボンの電車の中、スペイン イビザの人が少ない路上等で、すられそうになりました。
(力づくで取返しましたが、相手がナイフ等で襲ってくる可能性もあり、危険なのでやめましょう)
スリにあいやすい場所
スリは以下のような場所が特に多いので避けましょう。
- 混雑した電車やバスの中
- 駅のホームやバス待ち
- 人込みの中(展示会、お祭り、人通りの多い繁華街)
- 飲食店、ホテルのロビー
何かに気をひかせて(握手がしたい!とか、背中に鳥のフンがついている、道を教えてほしい)、
その間にカバンをあけたり、カバンをナイフで切る等して、スリをしてくるのが手段です。
可愛い女の子が満員電車やバスで近づいてきて、そのうちに背後からスルというのもよくあります。
スリは少なくとも2-3人の集団で動いているので、前方に注意をひかせて、後方からスルというのが基本的な方法です。
スリの事前対策
スリを防いだり、スリの被害を最低限にするための事前対策は
- 人込みはできるだけ避ける
- 高そうに見えるアクセサリは着けない、高価な服を着ない
- バッグは体から離さない、人込みではバッグを前に持つ
- 防犯対応バッグを活用する
- 現金はいくつかに小分けにして持っておく
- 財布はホテルのセーフティーボックスに入れ持ち歩かない
- 海外旅行保険がカバーされるクレジットカードをもっておく
万が一スリにあったとしても、上記の対策をしておけば、少ない被害ですむし、
起きてしまったことは仕方がない!と気持ちの切り替えもしやすいです。
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海外旅行のトラブル事例と対策 2. 病気
海外旅行は、移動距離も長く、時差や慣れない土地で緊張することも多く、体調を崩す人が多いです。
食事や水に入っている細菌による病気もアジアやアフリカ等の新興国への旅行で多く見受けられます。
私はインドで1週間ほど高熱と嘔吐と下痢に悩まされました。
もう二度とインドには行きたくないと思ったにもかかわらず、その後インドに5回行っていますが、2度目以降は気を付けているので病気にならずすみました。
病気の事前対策
- 日本の常備薬をもっていく(胃腸薬、風邪薬、酔止め等)
- 屋台や水道水を飲食しない
- インドやアフリカ等の新興国では氷入りの飲物も飲まない
- 旅行スケジュールを詰め込まず、しっかり寝る
- 清潔で安心なレストランで食事する
- いざという時にホテルもある程度しっかりしたホテルに宿泊する
- 海外旅行保険が無料で自動的にカバーされるクレジットカードをもっておく
海外で病院にかかると、日本の保険が効かないので平気で数万円かかります。
また、入院や手術は数百万円かかることもあります。
その対策として、海外旅行保険が自動付帯(クレジットカードを持っているだけで保険が適用)されるクレジットカードをもっているのが安心です。
私は年会費がずっと無料、持っているだけで自動で海外旅行保険がつくエポスカードをもっています。
ケガ等の障害治療費用200万円、疾病治療費用270万円まで無料でカバーされるので、海外旅行出発までに発行して、持っておきましょう。
高額な物を壊してしまった等の賠償責任2000万円、スリ等にあった場合の携行品補償最大20万円分もカバーされます。
海外旅行のトラブル事例と対策 3. 飛行機遅延・キャンセル
飛行機遅延やキャンセル、これまた頻繁におこるトラブルの一つです。
私の経験上、1/4くらいの頻度で飛行機が遅延、もしくはキャンセルになると思っています。
乗り継ぎに遅れそうで日本に帰れないかも、飛行機代はどうなっちゃうの?とか
色々心配になってしまう飛行機遅延やキャンセルは避けたくても避けようがないトラブルの一つです。
飛行機遅延・キャンセル事例
飛行機遅延・キャンセルの事例としては以下のようなものがあげられます。
- 雪や嵐等の天候による遅延、キャンセル
- 飛行機の機体整備遅れや、故障による遅延やキャンセル
- 飛行機会社要因(パイロットの寝坊や、病欠、破産等)による遅延やキャンセル
- デモ・ストライキによる遅延やキャンセル
私自身もトランジットを逃して休暇が一日つぶれたり、飛行場に丸一日待機する体験をしました。
大雪でフライトが飛ばなかったこともあります。
飛行機遅延・キャンセル事前対策
飛行機遅延・キャンセルは、正直どうしようもない部分が多いのですが、
遅延やキャンセルによる影響をできるだけ少なくするためには
- フライト後のスケジュールは余裕をもって組んでおく
- 遅延やキャンセルが少ない航空会社を選ぶ
- 電車やバス等の代替手段がある場合は、事前に簡単に調べておく
ヨーロッパでは、飛行機が遅れた際に、お金がもらえたりしますので、きちんともらえるお金はもらいましょう。
海外旅行のトラブル事例と対策 4. 公共交通機関のストライキ
公共交通機関のストライキは、ヨーロッパで多くみられます。
飛行機、バス、タクシー、電車、あらゆる交通機関がストライキを毎年のように実施します。
正直、これもいつストライキになるかは運次第で、なかなか事前に対策できるものではありません。
公共交通機関のストライキの事前対策
- 余裕のあるスケジュールをたてる
- ホテルで移動方法を聞くと、ストライキをやっている場合教えてくれる
- 別移動手段もあらかじめ調べておく
海外旅行のトラブル事例と対策5. クレジットカードのスキミング
クレジットカードのスキミング、日本に帰った後に高額請求があって初めて気づくものです。
スキミングされたかどうかは、後々にならないとわかりません。
わたしも、安っぽいルーマニアのバーで飲んだ際にやられました。本当に気付かないものです。
クレジットカードのスキミング対策
- 怪しいレストランやカフェ、お土産屋等を避ける
- クレジットカードの使用履歴をこまめに見ておく
- 不正利用があった場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡する
- クレジットカード使用可能限度額を高くしすぎず、複数枚でカバーする
クレジットカードによりますが、不正使用分をクレジットカード会社が保険で支払いしてくれることもありますので、
クレジットカードの補償内容を事前に確認し、不正使用があった場合はすみやかにクレジットカード会社に連絡し、対応するようにしましょう。
海外旅行のトラブル事例と対策 6. タクシー詐欺(ぼったくり)
タクシー詐欺(ぼったくり)は、東南アジア等でよく合います。
東南アジアでぼられても、まあ千円にも満たない影響ですが、
変な店に連れていかれる等の事例もありますので、気を付けましょう。
タクシー詐欺(ぼったくり)事例
- メーターを回さずに、着いた後で高額なお金を請求される
- メーターを回すも、メーターが通常の3倍くらいのスピードであがっていく
- 日本人を狙って声をかけてきて、乗れ乗れといって、違う場所に連れていかれて、ものを買うまで帰してもらえない
お金が多少ぼったくられるくらいなら良いですが、
怖い人たちのところに連れていかれたりすることのないよう、注意したいところですね
タクシー詐欺(ぼったくり)の事前対策
- 声をかけてくるタクシーには乗らない
- ある程度ハイレベルのホテルやレストランにタクシーをよんでもらう
- 国によって異なるので、正式なタクシーの色や会社名を事前に調べておく
- タクシーに乗る前に、自分の行きたい場所までいくらかかるか運転手に聞く
海外旅行トラブル事例と対策 まとめ
海外旅行では、トラブルはあらゆる場所に潜んでいます。
正直言うと、少しのトラブルは海外旅行にはつきものです。
また、トラブルにあえばあう程、精神的にも鍛えられて慣れていきます。
でも、事前対策はできるだけとって、安心して楽しい海外旅行を楽しんで頂ければと思います。
備えあれば、憂いなし。
スリや病気、ケガの費用が自動でカバーされる保険がついている、年会費無料のクレジットカードは海外旅行前に発行しておくことをおすすめしますよ。