「人たらしのブラック心理術」の名言・要約です。
人たらしになるのは、悪いことではなく、いいことなのだ。をモットーとしたこの本。
人たらしになる=相手が喜ぶことを繰り返しやり続けてあげること。
つまり、人たらしになることで相手もハッピーになり、自分も素晴らしい人として受け入れられます。
そんな、人たらしのブラック心理術の名言・要約をしていきます。
人たらしのブラック心理術」の名言・要約。人たらしになる方法とは
人間関係では細かいことこそ気を付ける
人たらしになるためには、細かいことこそ気を付ける必要がある。
きちんと挨拶をする、つまらない冗談にも笑ってあげる、お酌をする、小さな約束を守る。
このような細かいことに注意を払うだけで、あなたの評価はグッとあがるものだ。
人に恵まれるかどうかは、自分自身が決めるもの
「人に恵まれない」、「自分の周りにはロクな人がいない」。こんなこと考えたりしませんか?
しかし、これは間違った認識だと考えましょう。
あなたが優れた人間であれば、必ず、人に恵まれます。
魅力的な人の周りには魅力的な人が集まるのです。
人に親切にし、魅力的になろうとしていれば、どんどん人脈が広がり、人に恵まれていくはずです。
口より行動で示すこと
行動で見せることは、人たらしの最高のテクニックです。
行動が伴うと、言葉以上の真実味が出てきます。
上司からのウケのいい部下というのは、コーヒーをもってきてくれたり、
先読みして仕事を片付けてくれるなどの、行動的な部下なのです。
真実をいうことが必ずしも美徳とは限らない
正直すぎてもいけません。ほんの少しだけウソを取り入れるのです。
実際、相手は真実なんかが知りたいわけではないのです。
世の中の人間関係においては、相手のことを考えて、ちょっとだけウソをつくのが良い方法なのです。
機嫌の悪い相手からは離れること
機嫌の悪い相手からは、さっさと離れるのがルールです。
逆に近寄っていくべきなのは、最近よいことがあったりムードがいい相手なのです。
機嫌の悪い相手の矛先が自分に向かいかねません。不要な議論は避けることです。
嫌われたらリカバリーしようとしない
マイナス評価をプラスに変えることはなかなかできるものではありません。
いったん嫌われた相手は何とか好かれる必要はありません。
上司とどうしてもあわなければ、上司を変える。他の部署に異動したほうがよっぽどよいのです。
説得するのではなく、レッテルを貼る
人間はレッテルを貼られると、そのように行動をしていくものです。
あなたは勉強が好きなのねと、レッテルを貼られて育った子供は、
勉強が好きなわけでもなかったのに、気が付けば勉強好きに育っていくものなのです。
説得しても言うことを聞くものではないので、レッテルを貼ってあげて相手を動かしていきましょう。
相手には絶対に口答えしないこと
人たらしの極意は、相手と無用なケンカをしないことだ。
ケンカは勝っても負けても、どちらも後味の悪いものだ。相手を負かしてもいいことは何もない。
だからこそ、相手と議論になりそうになったら、下手に口ごたえしないことがポイントだ。
自分に何か非があったら、素直に謝ってしまうこと。
口答えは、相手をないがしろにして、メンツを潰す行為なのだ。
どうしても口ごたえがしたいときでも、口答えしない。これが正解だ。
どうしても反論したいときは、相手の意見を飲み込んだうえで、
前向きな提案・将来の希望が持てるような良いアイデアを出してあげることだ。
険悪なムードになったら、さっさとリングアウトする
不要な議論は避けるのが、人たらしのコツだ。
例えば、上司をやりこめたことで、あなたに利益は何もない。
円満な関係をもっておくことが、のちのち良いことなのだ。
どうしても、上司に何か反対したいことなどがあるのであれば、
自分が反対意志を持っていることを黙ることで暗に示し、相手に過ちがないか考えさせるのだ。
別れのタイミングは会話が盛り上がったとき
会話が盛り上がったときに、あなたがそろそろお暇します。と言ったらどうなるだろう。
相手は物足りなさを感じるだろう。もっとお話ししたいという気持ちが強いからだ。
あなたが、また来月お話ししましょう。飲みに行きましょうといえば、
相手はあなたとの時間を楽しみにしてくれるだろう。
「人たらしのブラック心理術」の名言・要約まとめ
人たらしになる具体的な方法をいくつか記載してきましたが、
人たらしになることで、相手が喜び、自分も良いように扱われます。
仕事でも、家庭でもすべては人間関係でなりたっています。
人たらしのブラック心理術を取り入れることで、もっと良い仕事・家庭生活を構築しましょう。